Windows 10とOS X El Capitanを比較してみた…の続きです。

テキストエディタや画像編集はWindows 10とOS X El Capitanでどう違うのか?
パソコンで創作を行うときに基本ツールとなるテキストエディタと画像編集アプリ。追加アプリを想定しない場合、Windows では「メモ帳」「ワードパッド」「ペイント」というアプリを用途に応じて使い分けるのが基本ですが、これらはWindows 7からほとんど進化していません。
windows3godtool

Windows 10で追加された「フォト」は画像ライブラリを管理したり、簡単な画像編集が可能で、こちらはなかなか使えそうな雰囲気。
win10photo

対する OS X El Capitanはテキスト編集とリッチテキスト編集に対応した「テキストエディット」画像編集とPDF編集に対応した「プレビュー」画像ライブラリ管理と簡単な編集機能を持つ「写真」を使います。こちらも基本は旧バージョンのOS X Yosemiteとほとんど同じ。
osxstools


検索機能以外はワードパッドの方が優れている
文字サイズなどを変更できるということから、Windows 10のワードパッドとOS X El Capitanのテキストエディットを比較。どちらも文字サイズや文字スタイルの変更と、箇条書きが作成でき、画像などを貼り付けてレイアウトできる。

Windows 10内蔵のワードパッド:
wordpadfeature

OS Xのテキストエディット:
texteditfeature

この時点ではわずかにワードパッドの勝利。特に、画像を組み込んだ状態でのdocx形式やodt形式の保存をサポートしているのは便利。OS X のテキストエディットは画像を貼り付けて大きさの変更が手軽にできないのが不満。画像を貼り付けた場合の保存形式も他のOSと互換性のない「Webアーカイブ」「添付データ付きリッチテキスト書類(RTFD)」などというわけのわからないものになってしまうのは非常に不便※です。
※画像を貼り付けなければ、doc/docx/odtなどの形式で保存は可能

ワードパッドの保存形式:
wordpad_save_type

テキストエディットの保存形式:
texteditsavetype

テキストエディットがワードパッドに勝る点は「表作成」と「検索機能」で、特に検索機能は履歴が残る上、「パターンを挿入」機能により「何らかの数値から始まり12で終わる文字」のような検索もできます!すごい!!(← この記事書いていて初めて気づいた)

テキストエディットのパターン検索:
paternsearch

patern_and_rireki



絵を描けるWindows 10のペイントは設計が古く、解像度が高いデータが苦手。PDFに注釈を付けるなどの作業がとてもやりやすいOS Xのプレビュー
Windows 10に付属する「ペイント」は手軽にお絵描きできるツールで、対するOS X El Capitanにはゼロから絵を描くツールは搭載されていません。ただ、ペイントの設計が古くさく、ペンの太さの指定がピクセル単位であるため、どんなに太い設定にしても解像度の高い画像上では役にたたないという悲しい結果に。コメントなどを付けるツールとして使うにも図形を任意の角度に回転できないためこれもできない。

高解像度画像では一番太いブラシにしても細すぎて役にたたず:
paint_works

対するOS X内蔵のプレビューはお絵描きには不向きだが、高解像度画像やPDFも難なく扱えるのが便利。編集作業中は、追加した矢印や文字枠などをいつでも再編集できるので、矢印・文字枠の位置調整も簡単に行えます。
previewedit


まとめ:テキストエディタもペイントツールもフリーソフトで補うのが前提
Windows 10もOS X El Capitanも標準アプリだけではできることは限られるというのが現状です。細かい操作性の好みも人それぞれなので、オンラインソフトをいろいろ試して好みを見つけていくしかないでしょう。Windowsなら「ストア」、OS Xなら「App Store」に無料のテキストエディタや画像編集アプリがたくさんあります。Macのオススメはテキストエディタなら「TextWrangler」縦書きレイアウトが可能な「Swift Pulisher」画像編集なら「Pixelmator」や「Affinity Photo」で、6000円以下なのに某高級アプリ並みの機能を持っています。